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競走馬育成牧場に従事する従業員用の社宅の新築工事です。
以前から建っていた古い一戸建ての社宅を解体し、同じ場所に新たに社宅を建築いたしました。
1棟2戸の単身向けの社宅です。
間取りは約8畳のLDKと約6畳の寝室があります。
一人暮らしにしては、とてもハイグレードで従業員さんも大変喜んでくれるでしょう。
この辺りの地域は公共水道はなく地下水を汲み上げて給水を行っています。
下水道もありませんので合併浄化槽で汚水を浄化して側溝に放流しています。
電力は北海道電力で、テレビ アンテナも通常のアンテナでは地上波が見れない場合もあり、地域の共調アンテナから配線して視聴します。
このように地域的な制約が多い立地条件ですが、放牧地に囲まれ窓から馬を眺めながら生活できるメリットも馬好きの方々には大きいのではないでしょうか。
- 沙流郡日高町 I様社宅新築工事
- 建築面積 ：74.52㎡
- 延べ床面積：74.52㎡
- 敷地面積 ：359.45㎡
- 木造平屋建て：1棟2戸
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外観はシンプルにまとめて無駄のないイメージに仕上げました。
そうすることでコストダウンにも繋がりますし、見た目もスッキリとします。
外壁はグレー色の窯業系サイディングでまとい、屋根はガルバリウム鋼板の屋根材を採用いたしました。
ガルバリウム鋼板の屋根材は、耐用年数が長く長持ちすることと軽量で地震に強いことで知られています。
耐震性の高い屋根材を採用することは、今の時代は当たり前で今最も人気の高い屋根材といえるでしょう。
また、屋根形状を片流れの屋根にすることで、積もった雪も後方に落ちていくような勾配にしています。
窓のサッシは高断熱樹脂製サッシLow-eペアガラスを採用しています。
樹脂製のサッシも今や当たり前になりましたが、以前は全てアルミ製か外側がアルミで内側が樹脂のサッシでした。
樹脂サッシは熱伝導率が低く冬の寒さも結露も軽減され少なくなりました。
断熱材も高性能グラスウールで標準的な断熱材ながらも、しっかりと冬の寒さに対応できる断熱性能を確保しています。
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側面から見た外観です。
エアコンの室外機、電気メーター関係、石油タンクと家に必要な設備が集約されています。
スッキリまとまっています。
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左右同じように必要な設備があります。
建物の後方には大きな掃き出し窓があり、明るく開放感のある部屋になっています。
春から夏にかけては風通しもよく気持ちの良い空間になるでしょう。
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玄関土間は左官職人が仕上げたコンクリートの金ゴテ仕上げです。
タイルを貼って仕上げるのも綺麗ですが、コンクリート仕上げも無骨な感じでおしゃれです。
今、一般の住宅でもあえてこのコンクリート仕上げにする方も増えています。
多少のヘアクラックは入りますが、これもコンクリートの味と捉えられる方ならOKです。
もっとおしゃれにするのであれば、このコンクリートに墨を混ぜて黒っぽい土間に仕上げるのもおすすめです。
予算のある方は新築住宅に採用されてはいかがでしょうか。
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トイレも一人暮らしにはスペース的にも充分で洗浄付きトイレなので使いやすいと思います。
床は洗面室と同様に水に強いクッションフロアを採用し、石目調のデザインでおしゃれに仕上げています。
色目もトイレは汚れが目立ちやすいので濃いめのダーク色にしました。
壁のクロスはシックな色目でおしゃれにしています。
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トイレの中に収納スペースを作っています。
トイレに関するあらゆるものを収納できます。
トイレットペーパーや洗剤の他にもストックしておきたいものがたくさん収納できるように大きめに作っています。
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約8帖ほどあるLDKはやや濃いめの木目のフローリングを採用しました。
建具はもう一段濃いめでシックで汚れも目立ちません。
社宅にはこのくらいの色目がちょうど良いのではないでしょうか。
隣に家がないので腰窓も明るい光が入ります。
緑もあって清々しい風景が望めます。
シーリングライトは、目に優しいタイプにしてあります。
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腰窓が2カ所あり採光が取れて明るさは充分です。
景色が良いのがいいですね。
とても素敵な社宅になりました。
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これはLDKにある収納です。
可動式の棚が5段あり好きなものを収納できます。
棚の高さを変えることで無駄なくキッチリと物が収まるでしょう。
ある程度の奥行きもあるので手前に長い物も収納可能です。
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一人暮らしには充分すぎるキッチン。
IHコンロも2つ一度に調理ができる2口タイプを採用しています。
ワンルームの賃貸住宅アパートは1口のIHコンロが一般的ですよね。
それに比べれば、使い勝手の良い料理もしたくなるキッチンではないでしょうか。
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洗面スペースですが、社宅なのでコストを抑えた洗面台を設置いたしました。
古くなれば取り替えても良いようにグレードを抑えています。
一人暮らしには充分すぎる洗面台です。
横には洗濯機置き場でお湯も使えるように混合水栓を設置しています。
室内干しもできるように洗濯ポールも用意しています。
洗濯してすぐその場で干せるので、無精な方でも簡単で便利に家事がこなせるでしょう。
床は樹脂製のクッションフロアなので水で濡れても安心です。
左の折戸はお風呂の入り口です。
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洗面スペースにはタオルや衣類など何でも収納できる棚を付けました。
タオル・洗剤・ボディソープやシャンプーなどのストックものTシャツやスウェットなど自由に便利に使えます。
棚も可動式になっているため高さを変えることができます。
高さを合わせることで、同じような高さのものを揃えて収納すると無駄なくスペースが使えます。
白色の棚なので清潔感があり綺麗です。
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バスルームは0.75坪タイプを採用しトイレの無い独立したお風呂です。
汚れの目立ちにくいグレー色を使っています。
それほど大きな浴槽ではありませんが、ゆったり入れる浴槽と洗い場スペースは一人暮らしには充分ではないでしょうか。
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約5.5帖の寝室です。
掃き出し窓が明るさと開放感を出しています。
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クローゼットも充分な大きさを確保し一人暮らしを快適に過ごせるようにしました。
収納が少ないのも、いくら一人暮らしでも物があふれかえりますからスッキリと収納できるようにバランスを考えて間取り設計をいたしました。
こちらの社宅は本当にどの窓から見ても景色がよく癒されますね。
今回は、競走馬育成牧場を経営されているオーナー様からご依頼いただいた社宅の平屋新築工事をご紹介しました。
最近の傾向として、以前のようにお風呂が小さすぎたり、トイレと一緒だったり、キッチンが小さすぎたり、脱衣所が無いなどの住宅では、たとえ賃貸アパートや社宅であっても敬遠されます。
今回ご紹介した社宅は、今後賃貸アパートや社宅をご検討の方にも参考になったのではないでしょうか。
是非、ご検討の方は弊社にご相談ください。
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