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水廻りを充実させた平屋1K4戸の社宅が完成!

  • 今回は牧場を経営されているオーナー様からのご依頼で、社宅の新築工事を請け負わせていただきました。
    平屋の1棟4戸で全て1Kの間取りです!
    キッチンスペースを含めると約9.5帖の1Kで、水廻りを充実させた仕様になっています。
    通常の一戸建ての水廻りと同等レベルに近いスペースと仕様は、社宅ではなかなか無いと思いますね。
    賃貸アパートでもトイレとお風呂が一緒にあったり、脱衣場が無かったり、キッチンが小さすぎて調理できなかったりということもよくある話ですが、一人で住むには贅沢な水廻りに完成しました。
    それでは、それぞれを紹介していきましょう。
    社宅や賃貸アパートなどをお考えの方は、参考になるコンテンツになっていますので最後までご覧ください!
  • 沙流郡日高町:A牧場様社宅平屋新築工事
  • 延べ床面積: 119.24㎡
  • 敷地面積:13251.89㎡
プラン図面
1F平面図


This picture is taken from the front.(正面外観)


  • まず外観ですが、外壁は窯業系サイディングです。
    社宅なので落ち着いたベージュ色を採用し、汚れも目立ちにくく、それでいて暗くならないように明るめのベージュ色にしました。
    無駄を省いたスッキリした外観ですが、玄関ドアの上には雨よけのフラットルーフも採用しています。
    シックな色目のダークブラウン色の玄関ドアは、断熱ドアなので寒さを軽減できるような仕様になっています。

    また、屋根は1.5寸勾配のやや緩やかな傾斜で、金属製のガルバリウム鋼板を使用しています。
    ガルバリウム鋼板のメリットは、軽量で耐震性があり地震に強いです。
    屋根が軽いということは、もし震度7レベルの地震災害が起こったとしても倒壊しにくいといえます。
    ガルバリウム鋼板のメリットの2つ目は、耐用年数の長さです。
    決してメンテナンスフリーではありませんが、同じような軽量の屋根材のスレートよりメンテナンスサイクルは長くなり経費削減に繋がります。
    ただ、台風などで鋭利な飛来物が衝突すると、薄い金属なので穴が空いたり傷がつきやすいというデメリットも無いとはいえません。
    しかし、滅多に屋根に飛来物が当たらない限り長持ちする屋根材なのでトータルで見ると、費用対効果の高い非常に優れた屋根材といえるでしょう。
entrance(玄関)
entrance(玄関)
  • 玄関スペースは約1帖あり、玄関収納も取り付けました。
    玄関土間もモルタル金ゴテ仕上げにすることで、スタイリッシュなイメージでカッコよく仕上げています。
    玄関土間は一般的には、タイル仕上げにすることが多いですが最近はこのようなコンクリート調のおしゃれな玄関が流行しています。
    左官職人さんの手で丁寧に仕上げていくので、結構手間が掛かってしまうのですが腕の良い経験豊富な職人さんなら上手く仕上げてくれます。
    何度かに分けて上塗りを重ねていくことでひび割れ(クラック)を軽減させる技術が必要というわけですね。
    若い人が好みそうな玄関ではないでしょうか。
    コンセントも付いていて便利に使っていただけます。
    玄関収納はシックなダークブラウン色で、廊下は明るめの木目が綺麗なフローリングを採用し部屋は明るい雰囲気になるようにいたしました。
    色目のイメージとしては、コントラストを意識したメリハリのあるカラーコーディネートになっています。


washroom(洗面スペース)
  • 充実させている水廻りですが、洗面スペースから見ていきましょう。
    洗面室の入り口は引き戸で使いやすくしています。
    施錠もできるため脱衣する時にも安心して着替えることができますよね。
    洗面台もホワイト色で清潔感があり、一人暮らしには充分な収納も付いた製品を採用しました。
    床のクッションフロアもおしゃれなデザインをセレクトすることで、ポップなイメージに仕上がっています。
    水にも強い塩化ビニル製なので、水に濡れてもさっと拭き取れば綺麗に掃除もしやすくしています。
    洗濯機を置くスペースの上には室内干し用のパイプも設置して、洗濯した後すぐに移動することなく洗濯物を干すことが可能です。
    小窓を付けることで、採光を取ることで日中の明るさを確保し、換気も容易にできるようにしています。
bathroom (浴室)
bathroom (浴室)
  • お風呂は0.75坪タイプを採用しトイレの無い独立したバスルームです。
    汚れの目立ちにくいグレー色でまとめてみました。
    そこそこゆったり入れる浴槽と充分な洗い場スペースは一人暮らしにはちょうど良いくらいです。
toilet(トイレ)
toilet(トイレ)
  • トイレもスペース的にも充分で洗浄付きトイレなので使いやすくしています。
    床は洗面室と同様に水に強いクッションフロアを採用し、ヘリンボーン調のデザインでおしゃれに仕上げています。
    色目もトイレは汚れが目立ちやすいので濃いめのダーク色にしました。
    壁のクロスは白っぽい色で狭い空間に圧迫感を感じないように明るくしています。


kitchen(キッチン)
  • キッチンは調理もできるように幅が1800mmのタイプを採用しました。
    吊戸棚もあり収納力は充分です。
    IHコンロもあり火事の心配もなく安全に調理できますよね。
    流し元灯も昼白色で明るく調理がしやすくしています。


bedroom(洋室)
  • 部屋のスペースは約8帖で、木目が綺麗でグレイッシュな色目のフローリングを採用しました。
    天井と壁のクロスは白に統一することで部屋が明るく広く感じるようなイメージです。
    ベッドの位置やデスクや自分好みの家具などをレイアウトすれば素敵な自分だけの空間が出来上がります。


closet(クローゼット)
  • クローゼットのスペースは約1.5帖あり、奥行きがある設計になっているので収納力があります。
    収納ケースを購入し上手くこのスペースに収めれば、結構たくさん衣類や小物などを収納することができます。
    パイプの長さも約1800mmとハンガーに掛けないといけない衣類も充分ですよね。
    パイプの上にある枕棚には、バッグや帽子などのファッショングッズを綺麗に並べるとスッキリしたクローゼットになるでしょう。
    建具も折戸でフルオープンになるので使いやすく見やすいクローゼットといえます。

window(窓)
  • 窓は高断熱樹脂サッシLow-eペアガラスを採用しています。
    サッシが内側も外側も樹脂製で作られているため熱伝導率が低く真冬の冷たい空気が部屋に伝わりにくくしています。
    樹脂サッシは結露もしにくいため、木製の窓枠やクロスにカビが発生したり腐食や剥がれを軽減することができます。
    やはり寒冷地では樹脂サッシは必須といえるでしょう。
    冬の冷たい空気は窓から侵入する確率が高く、寒い冬の時期を乗り切るためには樹脂サッシ一択です。
    エアコンとストーブも設置することで夏冬ともに快適な空間で暮らすことができるでしょう。
    ワンルームでは十分に採光も取れる大きさの窓を採用しているので、日中の光も取り入れられる明るい設計になっています。
  • 今回は、牧場経営されているオーナー様からご依頼いただいた社宅の平屋新築工事をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
    最近の傾向として、以前のようにお風呂が小さすぎたり、トイレと一緒だったり、キッチンが狭い、脱衣所が無いなどの住宅では例え賃貸アパートや社宅であっても敬遠されがちになります。
    今回ご紹介した社宅は、今後賃貸アパートや社宅をご検討の方に参考になったのではないでしょうか。
    是非、ご検討の方は弊社にご相談ください。

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