- 日高町に生活動線を考えた回遊できる完成された間取りを実現した平屋が完成いたしました!
その無駄のない間取りはそこに住む人の動きを完璧に捉えた完全設計です。
施主様が5年以上考え抜いた設計で、平屋ならではのメリットを活かして効率よく使ったスペースは完璧といって良いでしょう。
回遊できる間取り設計は生活する人の利便性と快適性をアップさせます。
とても参考になる間取りなので平面図を紹介します。
平屋を検討されている方の参考になるので必見です!
- 沙流郡日高町:H様邸平屋新築工事
- 延べ床面積: 107.44㎡
- 敷地面積: 451.36㎡

Plan view(平面図)
- まずこの平面図をご覧ください。
玄関からのアクセスが素晴らしい動線のレールを敷いているのがお分かりになるでしょうか。
元から入って図面の右側にお子様お二人を想定した子供部屋がすぐあります。
お子様がお一人の場合やおられない家族でも書斎やご夫婦それぞれのプライベートスペースとしても使えます。
また、子供が独立した際に自分たちご夫婦が高齢になっても、この部屋を使うことでトイレやお風呂に近くて利便性がありますよね。
リビングダイニングを中心に主寝室と子供部屋を両サイドに分けたレイアウトはそれぞれの家族を尊重した間取りともいえます。
さらに脱衣所からファミリークロークそしてキッチンに抜ける回遊動線が使い勝手をアップさせているのです。
リビングには4.5畳の客間があるのですが、普段はリビングの畳コーナーとして使用もできるように、建具を付けずにオープンにしているところがよく考えられているところではないでしょうか。
普段はリビングを広く見せるためのスペースとして、来客時はゲストルームとしても併用できるスペースです。
全体的に収納力もあり、狭すぎず広すぎずちょうど良いバランスの間取り設計です。

This picture is taken from the front.(正面外観)
- 外観は鮮やかで明るい白っぽいサイディングで屋根はシックにダーク色で引き締めています。
どっしりと構えたフォルムは平屋ならではの存在感がありますよね。
地震にも強い安定性の高い平屋なので、大きな地震が万が一来たとしても慌てることはないでしょう。
平屋の最大のメリットでもある耐震性も抜群の家ということになります。

entrance(玄関)
- 玄関はシックな色目の木目をふんだんに使用していてナチュラル感が感じられます。
木目は人の心を安定させる働きがあり、暖かさと温もり、安心感とホッとする癒しの効果もあります。
シューズクローゼット・玄関ドア・玄関ホール・洋室の建具どれをとっても素敵な色のトーンです。
濃すぎず、薄くもない自然な色目は、赤茶けた木の色ではなく少しグレイッシュでおしゃれです。

entrance holl(玄関ホール)
- 一歩玄関ホールに上がるとレインコートやブルゾンなどのアウターが収納できるようにパイプハンガーが嬉しいですね。
リビングのガラス建具も少しレトロなイメージで木製建具の味を出しています。
おしゃれで素敵です!

LDK(リビング・ゲストルーム)
- そのおしゃれな引き戸を開けると広々としたリビングが見えます。
大きな窓が降り注ぐ太陽を受け入れていますよね。
天気の良い日は暖かい日差しで明るく快適な空間になることでしょう。
奥には琉球畳がチラッと見える畳コーナー兼客間がまたリビングの雰囲気を和やかに演出しています。

LDK(リビングダイニングキッチン)
- こちらはリビングダイニングから見たキッチンスペース。
右側に見えるカウンターはパソコンを置いてみんなが使えるスペースになっています。
アクセントクロスが鮮やかで綺麗です。
カウンターの上部には室内窓が設置され空気の動きと廊下の様子も伺えたりもします。
ダウンライトで天井もスッキリ感があるのでクリアで無駄がありません。

counter(カウンター)
- よく見ると引き出しがついていますよね。
これは本当に重宝します。
パソコンを置くと何かと備品も必要になり、パソコンの周辺はどんどん散らかっていきます。
引き出しがあるとそこに収納できるので、ケーブル関係や充電器、筆記用具や付箋、メモなどもあればリモートワークにも使えますよね。
コンセントもこれだけあれば安心です。

storage(収納)
- LDKの収納です。
可動棚で自由に上下のサイズ調整が可能なので収納する物に応じて変えられます。
この位置の収納は本当に便利で、キッチンパントリーに収納できない物やリビングダイニングで使用するものも自由に納めることができます。

kitchen(キッチン)
- とても広いキッチンスペースで料理の準備がしやすそうです。
キッチンのシンクは人工大理石でキッチンの天板と一体化されていて綺麗ですね。
カップボードも家電スペースを重視した製品を選ばれていて、炊飯器はスライドトレイで使いやすそうです。
また、バックの壁は本物のタイルを思わせるような綺麗なタイル調のクロスを採用し素敵なキッチンを演出しています。
淡いグレー色だからおしゃれなのでしょう。
カップボードの奥には5段の可動棚が設置されています。
建具が無いのですぐに出し入れできるため料理の途中でも簡単に必要なものが取り出せます。
ダイニング側から見えない位置に作ってあるので来客から見えることも少ないです。

family closet(ファミリークローゼット)
- これは脱衣所とキッチンを結んでいるファミリークロークです。
コンパクトなスペースながら両サイドに棚が設置されていて、その1段1段の高さが衣服の取りやすさを示しています。
高さがあるとどうしてもTシャツなど何枚も積み上げてしまいます。
そうなると下のものが取りにくい、せっかく綺麗に畳んでもすぐにぐちゃぐちゃになりますよね。
これではママも大変です。
この高さの棚であれば収納しやすく取り出しやすいよく考えられた棚のサイズです。
皆さんも参考にしてくださいね。

guest room(ゲストルーム)
- 畳コーナー兼客間です。
琉球畳が素敵でオープンなスペースがとても開放感があっていいですね。
来客時はこちらをゲストルームとして布団を敷いて泊まっていただくことも可能です。
畳の色もナチュラル感満載で緑が映える草原のようなカラーで、フローリングの床の木目とイメージがぴったりではないでしょうか。

toilet(トイレ)
- シンプルイズベスト!
タンクレスのトイレはパナソニックのアラウーノです。
こちらは正面に収納を作っています。
ナチュラルなアースカラーが、落ち着きと飽きのこないカラーコーディネートで大人っぽい雰囲気です。

washroom(洗面スペース)
- あえて洗面室を設けないという設計が最近はよくあります。
玄関から見ても少し奥まったところに位置しているため目立たなくてベストなポジションです。
帰宅時に手を洗うという習慣が身についた今、玄関に入れば建具を触らずそのまま手洗いができるのは嬉しい設計ですよね。
洗面台横のカウンターもこれぐらいの広さがあると便利です。

bedroom(洋室)

bedroom(洋室)
- 子供部屋の洋室です。
クローゼットの壁に柄物のアクセントクロスが印象的で可愛いですね。
床のナチュラルな木目と白い壁のコンビネーションは最もよく合うカラーコーディネートで定番が落ち着きを醸し出しています。
回遊できる生活動線が完璧な間取り設計の平屋をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか? こちらの生活動線を完璧に捉えた間取り設計は、平屋を検討されている方に大変参考になります。
皆さんもこちらのご家庭のように素敵で使いやすい平屋を建ててみてはいかがでしょうか。