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お寺さんの納骨堂新築工事を施工!住宅とは異なった工事を紹介!

  • 弊社では住宅はもちろんのこと、今回ご紹介するお寺さんの納骨堂まであらゆる工事を請け負わせていただいております。
    以前の施工事例でも競走馬の診療所などをご紹介しましたが、様々なお客様からあらゆるご依頼があるため、一つ一つ丁寧に施工させていただいております。
    どのような用途の建物であっても、その建物を使われる目的や皆様の使い勝手の良さを意識した建築を心がけています。
    住宅でもお客様によって様々なご要望があり、施工させていただく家づくりは人それぞれでさまざまです。
    オンリーワンの住宅があるように、さまざまな目的の施設がありその使用する内容に応じた施工が必要になります。
    住宅とは異なる部分もたくさんある中で、ご要望に対応できる今までの実績と経験・技術でどのような建物でもお請けすることが可能です。
    今回は、浄土真宗本願寺派 高龍山 照順寺様納骨堂新築工事を紹介していきます。
  • 沙流郡日高町:照順寺様納骨堂新築工事
  • 延べ床面積:144.08㎡
  • 構造:木造在来工法

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  • 外観はお寺さんの納骨堂にふさわしい、落ち着いた色目を使ったサイディングを使用していて、どっしりと貫禄さえ感じられるフォルムになっています。
    住宅では無いので奇抜なデザインや派手なカラーを控えた、品格と高貴さをイメージした雰囲気に仕上がっています。
    ホワイトとブラウン色を基調に、時折ブラック色が建物を引き締めます。
    建物のデザインも近代的な長方形をベースに入り口の屋根は、入母屋を思わせる屋根形状がお寺さんのイメージを象徴しているでしょう。
    スロープも設置されて、車椅子の方にも優しい設計になっているところも見逃せません。
    何とも言えない厳かな雰囲気のある納骨堂が完成致しました。

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  • それでは室内を紹介していきましょう。
    まずは玄関のエントランスですが大きな引き違いの玄関ドアは、間口が広くてとても人の出入りがしやすくなっています。
    お寺さんらしい和のイメージを主張する格子の玄関アルミドアは、納骨堂の雰囲気にぴったり合ったデザインです。
    また、ガラスの面積も多いことから玄関土間に自然光が入るため、天気があまり良くない日でも明るさを確保することができます。
    そしてタイル貼りの玄関土間は、たくさんの人が入れるように、広々とした空間で動きやすい環境を作っています。
    玄関土間のタイルは30cm角の落ち着いた色目がこの建物のイメージにフィットしています。
    玄関引戸の上の欄間や右側にある縦滑り窓からの採光も、十分に取ることができるので明るく換気もしやすい玄関です。

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  • こちらはメインの納骨堂です。
    床材は高齢者やお子様でも歩きやすいタイルカーペットを採用しています。
    タイルカーペットは、クッション性があり膝の痛みのある方や歩行がしにくい方にも優しい床材です。
    汚れたり傷んだりしても、1枚1枚組み合わせて敷き詰められているので、部分的に取り替えが可能です。
    比較的汚れも拭き取りやすく掃除も楽で、コストパフォーマンスも良い床材といえるでしょう。
    こちらのようなたくさんの人々が訪れる場所の床材は、タイルカーペットが最も適しているのではないでしょうか。
    タイルカーペットは、ショッピングモールのフロアや宿泊施設、オフィスや店舗などでも使用されるほど幅広い場面で採用されている床材です。
    色や柄のデザインも豊富で、さまざまなバリエーションがあります。
    また、天井の壁紙もさりげない柄の入ったクロスを使用しています。
    無地のクロスには無いテイストで、最近の住宅ではあまり使われないですが優雅で品格のあるイメージに仕上げてくれます。
    壁の白いクロスと少し光沢も感じられる天井クロスのコンビネーションが、納骨堂にふさわしい演出をしています。
    住宅ではないので、違和感のない内装デザインを選んでいくことが必要ではないでしょうか。

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  • 納骨堂の隣に位置している永代供養廟は8.9畳のスペースをとっています。
    床材は、納骨堂と同じように異なるデザインのタイルカーペットが敷かれています。
    落ち着いた雰囲気の柄物の壁紙が永代供養廟のイメージを崩さない印象的なデザインです。
    また、2カ所設置されている窓は二重窓になっていて、北海道ならではの寒さを和らげるように考えられています。
    外部からの騒音などもシャットアウトするので、行われる行事を邪魔されることもありません。
    さらに内窓は樹脂製なので冬でも冷たさは感じにくく、結露することもほとんどないため開け閉めの動作や結露の掃除に時間を取られることも少なくなるでしょう。
    このように騒音と寒さ対策を考慮したサッシが設置されているため真冬でも安心です。
    他には、出入り口のアウトセット引き戸も軽くて扱いやすく、高齢者でも簡単に開け閉めができるように、力の弱い人にも優しい構造になっています。
    画像でも分かるように、とても立派な永代供養廟が完成したのではないでしょうか。

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  • 玄関からホールに入ると納骨堂の手前に流し台を2台設置しています。
    水が必要な場合や手洗いなど多目的に使えて便利です。
    ゴミ箱も設置してあるので、ゴミを捨てることもできます。
    流し台の床は、水が溢れて濡らしてもすぐに拭き取れるように、タイルカーペットではなく塩化ビニル製のシートが部分的に貼られています。
    これでモップや雑巾があれば水が溢れても安心ですね。
    また、流し台の上に横長のサッシが設置してあり、手元も明るく使いやすいのではないでしょうか。
    さらに、こちらのホールの壁紙は、大胆な花柄で納骨堂のイメージにぴったりと言っても良いでしょう。
    和のイメージを大切にしたインテリアコーディネートといえます。
    なかなか住宅では使わないデザインのクロスなので、すごくインパクトがありこちらのような大きい場面の壁には引き立つデザインです。
    なんとなく高級な旅館や和をイメージしたホテルなどで採用されそうなクロスではないでしょうか。

toilet
  • どのような人でも使用することができる、多目的トイレと言っても良いのではないでしょうか。
    男性女性にかかわらず使用できるトイレは、男性用便器と洋式トイレがあります。
    高齢者や車椅子の方にも使いやすいように手すりが要所要所に設置されています。
    また、スペースを広く取ってあるので利用者にも優しい間取りで、車椅子の方を介助する人にとっても動きやすい設計になっています。
    さらに手洗い器も大きいので手も洗いやすく便利なトイレルームが実現しています。
    床材も汚れが出来るだけ目立たないような色目のクッションフロアで、最も大変なトイレ掃除も手軽にできるような素材を採用しています。
    天井や壁のクロスも真っ白ではなく、多少の汚れも目立ちにくいクロスを選びました。
    男性用便器の周囲には、汚れても掃除しやすいパネルを設置することで汚れ対策をしっかりと考えています。
    横滑りのサッシ窓も正面に設置され、明るい光が差し込み換気も出来るようにベストな位置に取り付けられています。
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