• TOP
  •          
  • コラム
       

Column

2024.12.16

自然の温もりがある北欧スタイルの注文住宅!

北欧スタイルの家は自然と共存する温かみのあるイメージが人気です!
IKEA(イケア)・iittala(イッタラ)・Marimekko(マリメッコ)など北欧のブランドも日本人に定着し、北欧風のデザインや様式は私たちの生活に馴染み浸透していますよね。
木のぬくもりのある家は、人の心を癒し穏やかな毎日を過ごせる条件にもなっています。
今回はそんな北欧スタイルの注文住宅についてお話していきましょう。

北欧スタイルの家とは?

まず 「北欧」とは フィンランド ・ノルウェー ・スウェーデン ・デンマークなどの諸国で、日本と同様に四季があるものの1年を通して降水量も少なく、日中でも太陽が出ない「極夜」や 反対に夜でも太陽が沈まない「白夜」など世界でも独特な気候の特徴があります。
冬の季節が長い気候の特徴から、求められる家の条件として次のような要素が挙げられます。

①:高気密・高断熱の家
②:室内を明るく快適に過ごせる内装
③:木の温もりに包まれた癒される空間
④:耐久性があり長く暮らせる家

このように厳しい冬の季節を乗り切れる要素が必要不可欠になります。
つまり、冬の寒さに耐えうる外観や気密・断熱性能が必要で、温もりや活力を感じられるような内装は、工夫されたデザインが北欧のライフスタイルには合っています。
日本でもナチュラルでシンプル、そして合理的な機能を兼ね備えた北欧の住宅デザインが今注目されています。

北欧スタイルの特徴

・北欧スタイル外観の特徴

北欧スタイルの外観は、ホワイト・ベージュ・アースカラーの外壁が多く、大きな切妻の屋根が特徴的です。
家の形状もあまり凹凸がなくシンプルで高気密高断熱の効果を高めています。

①:シンプルなデザインの外観

北欧スタイルは大きな屋根にスッキリとしたシンプルなデザインが特徴です。
ゆったりとした趣は安心感と存在感を醸し出しています。
また、屋根が大きいため外皮面積が少なく、断熱性が高くなるように考慮されていることもシンプルな形状に繋がる要因の一つです。

②:大きな切妻の屋根

北欧スタイルの家は雪から家を守る目的で、急勾配で大きな三角屋根(切妻屋根)が特徴です。
軒の出も長く家を守る形状に考えられています。
雪の多い地域にはおすすめのスタイルです。

③:外壁色はツートンカラー

外壁は上下2色に分けられたツートンカラーが特徴です。
ホワイトやベージュをベースにアースカラーとの組み合わせが印象的です。
最近ではペールグレーやブルー系を使った、おしゃれで可愛らしい配色の外壁を好む方が多くおられます。
外壁だけではなく妻飾りや玄関ドア、サッシの色を変えるパターンもよく採用されています。

④:窓が大きい

北欧では冬が長く日照時間も短いため、出来るだけ多く日差しを取り入れる目的で大きな窓を採用します。
室内環境を明るく快適に暮らせるように工夫されています。
窓は大きいだけでなく、部屋の高い位置に窓を設置するのも採光を確保するのには良いですね。

⑤:木製サッシ

北欧では断熱性を重視した木製のサッシが使われています。
ホワイト色やウッドカラーのサッシは北欧スタイルの特徴といえます。
アルミサッシのように冷たい外気を室内に伝えてしまうサッシは、北欧の厳しい寒さには不向きです。
やはり木製サッシは熱伝導率が大幅に低く、冷たい外気を和らげてくれます。
また、ホワイト色やウッドカラーのサッシは、外壁とのコントラストが綺麗で美観を盛り上げてくれますよね。
これも北欧スタイルの特徴の一つです。

⑥:広く縁側のような軒下

北欧では、短い夏が貴重なため屋外で過ごす時間を大切にすることから大きな軒下を日本の縁側のように活用しています。
家に居ながらでも外気に触れるスペースを確保できるのも北欧スタイルの特徴です。
北欧では束の間の夏を味わうためのものですが、日本でも気候の良い春や秋にこの場所でお茶を楽しんだり読書をしたり、天気の良い日は家族や仲間とランチを外で食べるのも良いですね。

・北欧スタイル内装の特徴

①:天然木など自然素材を使用している

北欧スタイルの内装は無垢材や珪藻土、漆喰などの自然素材が多く使われています。
床や壁、天井、柱や梁なども剥き出しにすることで呼吸する自然素材を取り入れられます。
無垢の床材、壁にもパイン材などの無垢材を貼ったり、部分的に珪藻土や漆喰を塗って調湿作用を促したりと身体にも良い環境にしているのが特徴です。
化学物質の建材は極力使いたくないという人にはおすすめです。

②:明るく楽しいカラーコーディネート

北欧スタイルのインテリアコーディネートの一つとして、自然素材の明るいホワイト色やウッドカラーをベースにしています。
アクセントカラーとしてアースカラーやパステルカラーなどを組み合わせることで、優しさやナチュラル感をイメージさせているのも特徴です。
落ち着きの中にも可愛らしさと優しさを忘れずに取り入れるのが北欧スタイルの基本なのです。

③:木製の家具で揃える

北欧のインテリアは木製の家具が多く使われているのが特徴です。
自然素材を大切にしている内装に合う家具は、快適で居心地の良い普遍的なデザイン性が好まれます。
ずっと愛用したいと思える実用性の高い家具は、やはり木製に勝るものはないということでしょう。
家でくつろぐ時間が多い北欧では、家の中でも自然の温かみと快適性が必要です。
居心地の良い明るい空間を演出する無垢材を使用した木製家具は、北欧スタイルの内装の特徴なのです。

④:照明は小さな光を重ねる

北欧の冬は暗く長いため、家にいる時間をいかに明るく過ごすかがテーマです。
それには照明にも工夫が必要です。
大きなシーリングライトで部屋全体を大きく照らすのではなく、小さなスポット照明を重ねるのが基本的なスタイルです。
食事のとき、読書を楽しむとき、家族や仲間でわいわい盛り上がるとき、ゆったりした時間を過ごすとき、とそれぞれのシーンに応じた使い分けができるように小さな照明を重ね合わせるのです。
シーンや気分に合わせて照明を変えることで、素敵なひとときを味わえるのは優雅ですよね。

⑤:グリーンは欠かせない

観葉植物やフェイクグリーンを当たり前に置いていることが一般的ではありますが、北欧の家は無垢材など木を使用することが多いのでインテリアグリーンとはとてもフィットします。
天然木の床や壁などの周りにワンポイントのアクセントとしてすごく見栄えが良いのです。
室内に自然を感じさせてくれるインテリアグリーンは、植物の生き生きとしたイメージが活力を感じさせてくれますよね。
癒し効果も高いインテリアグリーンは、北欧スタイルになくてはならない存在です。

北欧スタイルならではのアイテム

①:サウナ

北欧のフィンランドの人たちは個人の家に必ずと言って良いほど設置されています。
日本でもサウナブームもあり、家に付けてみるのも良いのではないでしょうか。

②:薪ストーブ

最近では日本でも薪ストーブを入れる人が多くなってきましたよね。
薪の良い香りとゆっくりと燃える炎は癒されること間違いなしです。
特に北欧スタイルの家には薪ストーブが似合います。
ウッディな内装にはとても相性が良く、その存在感は他にはない味わいがありますよね。

北欧スタイルの家はシンプルなデザインと断熱性能を考慮した温かみのあるスタイルの家です。
自然素材をふんだんに使用し、健康にも繋がる高性能住宅といえます。 皆さんもいつまでも飽きの来ない、長く暮らせる北欧スタイルの注文住宅を検討してみてはいかがでしょうか。

             コラム一覧へ戻る