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2022.02.04

20〜30代でマイホームを買うメリット・デメリットや心構えのポイントを徹底解説!

皆さんは何歳になったら家を購入しますか?
住宅を建てるタイミングは人それぞれですが、やはり結婚を機に建てられる人が多いのではないでしょうか。
結婚してしばらくは賃貸の方がいいんじゃないかな、子供ができて小学校に入るタイミングで購入すればいいと思っている人も多いかもしれません。
しかし、30代はもちろん20代の若い世代でも住宅を手に入れることは可能です。
今回は、20〜30代で戸建て住宅を購入するメリットやデメリット、心構えのポイントなどを詳しく徹底解説します。

20〜30代で戸建て住宅を購入するメリット

若いうちに戸建て住宅を購入するとどんなメリットがあるのか解説します。

・払った分が財産になる

よく聞く話に、賃貸マンションで家賃を払うのは勿体無いので、どうせなら自分の資産にするために住宅を購入した方が良いという話を聞きます。
確かに賃貸で家賃を払い続けていても自分の元には何も残りません。
同じ金額を支払うなら戸建住宅を購入して、住宅ローンの返済に回したほうが良いでしょう。
毎月住宅ローンを支払えば、返済が終わった時に自分の財産として手元に残りますよね。
財産として残れば、老後の生活が楽になることがメリットです。

・長期のローンが組めるので月々の返済額が少額

若いうちに住宅ローンを組むと35年の長期のローンが組めるため、毎月の返済額を抑えることができます。
住宅ローンは、年齢を重ねるほど返済期間が短くなり月々の返済額も多くなるのです。
例えば、20代の人と40代の人が同じ2000万円を借りるとしましょう。
20代は35年ローンで定年までに完済できるため、月々48,000円と利息を支払います。
一方40代は定年まで考えると25年ローンになり、月々67,000円と利息を支払うことになります。
毎月の支払いが約20,000円変われば生活も楽になり、貯蓄に回すことも可能ということなのです。

・返済額が少ない

若い間は、年収や勤続年数などの条件で多額の融資が受けられない場合がよくあります。
一見デメリットに思えますが、無理のない返済プランを立てることができるため返済額も少なくて済みます。
若いうちに住宅ローンを組むということは堅実なライフプランを立てることにも繋がるのでおすすめです。

・老後の資金に余裕ができる

住宅ローンを定年までに早く完済すれば、老後の資金に回すことができますよね。
例えば、25歳で35年ローンを組めば60歳で完済します。
65歳定年とすれば5年間住宅ローンを払う必要はないので老後の貯蓄に回せます。
少なくとも定年の65歳までに完済すれば、人生設計にゆとりが生まれてくるでしょう。
どうせ住宅を購入する予定があるのなら、早く始めて早く終わる方が良いとは思いませんか。

20〜30代で戸建て住宅を購入するデメリット

メリットばかりではなく、デメリットもあるので理解しておきましょう。

・簡単に引越しできなくなる

住宅を購入すると、ライフスタイルの変化に合わせて気軽に引っ越しできなくなります。
いつ何が起こるか予想するのは難しく、特に20代の若い間は仕事の変化など不確定の要素は多いもの。
それだけでなく、年齢とともに価値観が変わる可能性もあります。
若い間は都会で暮らすことが憧れであっても、子供を育てるにはのんびりとした郊外がいいなと思う場合もあります。
自分や家族の意思が、固く決まっているのであれば将来設計を考えて購入することをおすすめします。

・ 返済期間が長いと利息が多くなる

返済期間が長いとトータルの利息は多くなります。
しかし、若い間は毎月の負担を軽くするために、35年の長期のローンを組むことをおすすめします。
収入が少ない間は、住宅ローンが負担になると生活費を圧迫しますから。
そのうち年齢を重ねるごとに昇給したり、収入が増えた場合に繰上げ返済をして返済期間を短くしましょう。

・返済額が少ない

若い間は、年収や勤続年数などの条件で多額の融資が受けられない場合がよくあります。
一見デメリットに思えますが、無理のない返済プランを立てることができるため返済額も少なくて済みます。
若いうちに住宅ローンを組むということは堅実なライフプランを立てることにも繋がるのでおすすめです。

・収入が少ないと融資額が低い

住宅ローンの審査で収入が少ないと金融機関から借りる金額が少なくなります。
普通に考えれば20〜30代の人たちは収入がそれほど多くないのが当たり前ですよね。
融資の範囲内で理想の家を実現できるかどうかが判断基準になってくるでしょう。

・予算が少ないと家づくりの幅が狭くなる

予算が少ない上で一戸建てを検討する場合、間取りやデザインの自由度が低く設備のグレードも低くなってしまうことがあります。
そのため価格を安く抑えている分、希望通りの家づくりができないということもありえます。
予算が少ないと、間取りや設備を何通りかのプランから選んで組み合わせる規格化された設計になりがちです。
予算と理想の妥協点に納得できれば、住宅購入は実現するでしょう。

20〜30代で住宅を購入する時の心構えとポイント

20〜30代で住宅を購入する際の心構えと重要なポイントを解説します。

・返済計画は堅実に

住みたい街や物件の間取り環境の確認などは、欠かしてはならない大切なことですが、現実的な出費や負担の計算も忘れずに返済計画を立てましょう。
自分が住宅ローンをいくらの借り入れが可能なのか、また月々の返済額がいくらになるのかを知り、入念な購入計画を練るようにしましょう。
若いうちは年収も比較的少ないため、大きな借入は難しいでしょう。
しかし、それは無理のない返済計画を立てられるというメリットでもあります。
収入が増えていくことを考えれば、余裕を持ってローンを返済できるでしょう。

・妥協するところもないとダメ

融資額に限界がある以上、全て希望通りにすることは難しいのです。
どうしても叶えたいことは優先順位を決めましょう。
そして予算をオーバーしそうなら、妥協するところも考えておかなければなりません。
例えばアイランドキッチンが理想であっても少しグレードを下げるとか、無垢の床材が理想でも 2階は標準のフローリングにするなど優先順位を決めて妥協点を探していきましょう。
最も大切なのは、無理のない資金計画。
しっかりした資金計画で、予算に見合ったマイホームを決めていくことが理想の家づくりをする上で重要な心構えとポイントです。

20〜30代で住宅を立てる際によくある質問

20〜30代で住宅を購入する際に、若い世代によくある質問を解説します。

・頭金なしでも住宅は建てられるの?

頭金が無くても住宅ローンを満額組むことは可能です。
かつて金融機関は家の購入価格の7〜8割までしか融資をしないということがありました。
残りの2〜3割は、自己資金を用意しなければならないという当時のイメージがまだ残っているかもしれません。
頭金がなくてローンが組めないと思い込んでいる人も、住宅購入できる可能性があるので是非チャレンジしてみましょう。

・年収が低くてもローンは組めるの?

たとえ20代であっても、すでに就職していて収入が安定していれば十分に住宅ローンを組むことができます。
ただし、非正規社員の場合は正社員と比べると民間の金融機関での借り入れが難しい場合もあります。
また年収が低くて思い通りの予算が組めない場合は、夫婦の年収を合算して住宅ローンを組むことができます。
これを利用すれば予算の幅が広がるので、理想の住宅の夢が叶えられるでしょう。

まとめ

20〜30代の若い世代が理想のマイホームを手に入れるために、メリット・デメリットや重要なポイントを解説してきましたが参考になったでしょうか。
住宅ローンの返済の観点からすれば、20代で住宅を購入するのはとても効率的です。
老後を見据えてゆとりあるライフプランが描きやすいので、是非住宅購入を検討し思い描いた理想の住宅を手に入れましょう。

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